乙女ゲーム・八犬伝などの二次創作のごった煮ブログです。
アニメ最終回前に上げていたSS。甘かったり切なかったり。
堀鹿・のざちよ・みこちよ
堀✕鹿島
そっと髪を梳かれた。
「ん……?」
「悪い、起こしたか?」
「……ふぁい」
「寝ぼけてんなぁ」
先輩は頭を撫でるのを止めない。
その手の温もりがとても心地良くて安心できる。
いつも蹴りあげる時は容赦無いのに、こういう時だけは優しいから、今はその手に擦り寄りたくなった。
野崎✕千代
「野崎くんっ」
「佐倉……そんなに走らなくても……」
「でも……早く野崎くんと帰りたくて……」
「別に置いていかないぞ。俺は佐倉を待ってるのも結構好きだな」
「そう……なの?」
「ああ。俺の元に駆け寄って来る佐倉が可愛いから」
「っ!!」
御子柴✕千代
話をしていたら、急にみこりんの腕の中に閉じ込められた。
「み……みこりん?どうしたの?」
「佐倉……俺だっていつも……何も出来ないわけじゃないんだ。その気になれば……佐倉だってこの腕の中に閉じ込めることも出来る」
「っ!!」
私が戸惑っていると、私が何か言うよりもみこりんが身体を離した。
「み……みこりん」
「……なんてな。冗談だよ」
みこりんがあまりにも切ない顔をしていて……私も胸がしめつけられた。ドキドキとして……落ち着かない。「え……?」みこりんが男の子だってことを思い出した瞬間だった。
「俺……あんなことするつもりなかったのに……」
「御子柴……しょうがないよ。自分の気持ちに嘘はつけないだろ?」
「鹿島……」
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プロフィール
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文月まこと
性別:
女性
自己紹介:
乙女ゲーム・八犬伝中心に創作しています。萌えのままに更新したり叫んでいます。
同人活動も行っています。
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