乙女ゲーム・八犬伝などの二次創作のごった煮ブログです。
鹿島誕ということで、堀鹿。
日付が変わって、唐突に鹿島が言い出した。
「今日からしばらくは堀先輩と同い年ですよ」
「あー」
確かにそうなるのか。
改めて指摘されて、些かムッとした。
それに反して鹿島は嬉しそうなので、苛めたくなる。
「だったら、"可愛い後輩"じゃないな」
「え……」
「後輩じゃないなら……同級生か」
そう言えば鹿島は少し頬を膨らませている。
「先輩の"可愛い後輩"は私ですよっっっっ」
「矛盾してるじゃねぇか」
「とにかく、"可愛い後輩"の座は譲りませんっ」
「わかったわかった」
「むー。先輩は意地悪ですね」
「お前より長く生きてる分な」
いつでもお前よりも先に立ちたい。
いつだって頼られたいんだ、お前に。
そんなことは意地でも言うつもりはないけれど……。
「そうだ。まだ言ってなかった」
「何をです?」
きょとんとしている顔の鹿島を引き寄せて、その耳元に顔を寄せた。
「誕生日おめでとう」
~fin~
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プロフィール
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文月まこと
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女性
自己紹介:
乙女ゲーム・八犬伝中心に創作しています。萌えのままに更新したり叫んでいます。
同人活動も行っています。
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