乙女ゲーム・八犬伝などの二次創作のごった煮ブログです。
月刊少女野崎くんにハマった結果、のざちよで。
現在公開中の46話のネタです。
海に来て、結局は慌ただしく一日が過ぎようとしていた。
(……何だかもう……いつもと同じ)
せっかく海に来たのに、バタバタと大騒ぎして終わってしまう。
これだと普段と変わらない。
野崎との距離は、一向に変化がないままだ。
(寂しいけど……仕方ないか)
今はこの時間を楽しもう。
海に来て、皆と楽しめればそれでいい。
――そう思っていた時。
「わわわっ」
(ひ……人がっっ)
いつの間にか目の前には多くの人がいて、自分の周りを囲んでいる。
お世辞にも大きいとは言えない自分の背では、全く周りが見えなくなって……。
皆がどこにいるかわからなくなる。
目立つ人ばかりだけど、こうも人が多いとさすがにわからない。
(これじゃ……迷子だよーー)
「佐倉」
「わっ」
不意に自分の腕を掴んできたのは――。
「野崎くんっ」
「大丈夫か?」
周囲の人間よりも頭一つ分背が高い野崎が、自分を見つけてくれた。
「あ、ありがとうっ」
「何か埋もれてたから」
「野崎くんってほんとずるいよね」
「?……何がだ?」
「そういうとこ」
「???」
深い意味もなく、さらりと困ってる自分を助けてしまう。
そんな行為にいつもドキドキとしてしまう。
(やっぱり……好きだなぁ)
先に好きになったほうが、負けだ。
だけど、簡単に降参するわけにはいかない。
「もっと、頑張らなきゃっ」
「??」
首を傾げる野崎の隣で、改めて気合を入れた
いつか勝てる日まで、まだまだ勝負は続く。
fin
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プロフィール
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文月まこと
性別:
女性
自己紹介:
乙女ゲーム・八犬伝中心に創作しています。萌えのままに更新したり叫んでいます。
同人活動も行っています。
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