乙女ゲーム・八犬伝などの二次創作のごった煮ブログです。
荘介✕信乃
荘介がきっちりと身支度を整えている、いつもの朝。
いつものように未だに眠る信乃へと声をかける。
「信乃、起きてください。朝ですよ」
「……」
……無反応。
だが、長年の付き合いから荘介はわかっていた。
「信乃、起きてるんでしょう?」
「…………」
「………信乃」
何度か繰り返すことで、信乃はやっと身体を起こしてくるのだが……。
――今日は違った。
あまりにも不意打ちだったから、荘介は腕を引っ張られた。
「荘っっ!!!!」
「し、の」
気がつけば、自分も信乃と共にベッドにいた。
信乃は身体を起こすと、自分を見下ろしている。
その顔は何やら怒っていた。
その原因がよくわからない。
信乃を起こすことはいつもの事……。
「お前は……働き過ぎだッッ!!」
「は?」
「いつもいつも……朝早くて……」
「でも、そんな早い時間でもないですよ?」
「いつも…………隣にいないし……」
「……………」
これはもしかして……?
「それって……つまり寂しかった……とか」
「っっ!!」
どうやら図星らしい。
信乃はどうやら……ずっと自分と一緒にいたいと思っていてくれたらしい。
その不満がたまりかねたようだ。
そんな風にされれば……口が緩む…。
「すみませんでした、信乃」
「あ……謝るなっっ」
信乃を引き寄せて、横になったまま抱きしめる。
こうなれば、簡単には動けない。
「そ……荘?」
「今日はもう少しこのまま……でいましょうか?」
「……うん」
信乃も素直に頷き、されるがままになっている。
今日は寝坊決定だが……それも悪く無いと思っていた。
~fin~
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プロフィール
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文月まこと
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乙女ゲーム・八犬伝中心に創作しています。萌えのままに更新したり叫んでいます。
同人活動も行っています。
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