乙女ゲーム・八犬伝などの二次創作のごった煮ブログです。
前回の続きです。
「はぁ……」
信乃はため息をついて、理事長室から出てきた。
その表情は暗く、疲れている。
信乃の予想通り、理事長で信乃の後見人でも里見から散々説教を受けた。
思い出すのは、先ほどのやり取り。
『信乃……授業はサボるか寝てるかで、真面目に受けていないようだな』
『え……そんなことねぇよ』
『教師から苦情が来ている。あと家庭科室の材料をつまみ食いしてるとかな』
『…………えーと』
どれも見に覚えがあり、信乃は反論出来ない。
里見の鋭い視線が、信乃へと向けられていた。
『これ以上続くようなら、こちらでも考えないといかないが?』
『ま……まさか』
『ああ、小遣いカットだ』
『っ!!!』
里見の通告に、信乃の顔が引きつる。
『ああ、でも一つあることをすれば……考えてやらないこともない』
『あること?』
何だかあまりいい予感がしない……。
『ああ。それとも学園の経営者の相手をするとかな』
『経営って……フェネガンッ!?』
『あの年寄りの話にでも付き合うのなら、お前の望みも聞いてやろう』
『これから……はちゃんとするので……それだけは勘弁して』
『言ったな?』
小遣いカットも恐ろしいが……、それ以上にフェネガンの相手も恐ろしい。
里見の言葉に、信乃は頷くことしか出来なかった。
「荘介はまだ……か」
時間をちらりと見て、生徒会がまだ終わっていないことを確認する。
荘介はまだ時間がかかると感じて、信乃は校門で待つことにした。
……が。
「信乃、見つけた」
「!!」
「な、何でお前が!!?」
「もちろん、信乃に会いに……だよ」
目の前には……今は荘介とは離れて暮らす荘介とは双子の……蒼がいた。
…続?
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文月まこと
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乙女ゲーム・八犬伝中心に創作しています。萌えのままに更新したり叫んでいます。
同人活動も行っています。
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