乙女ゲーム・八犬伝などの二次創作のごった煮ブログです。
荘介✕信乃
「荘介?」
ふと目を覚ますと、隣にいたはずの荘介がいない。
信乃がのそのそと眠い中で起きると同時に、部屋のドアが開いた。
「信乃?起きました?」
「荘?どこに言ってたんだ?」
起きるまでそばに居て欲しかったのに、そう信乃は口を尖らせる。
そんな信乃に苦笑して、荘介は持っていたカップを信乃へと渡した。
カップからは湯気が出ている。
「これですよ」
「あ……ココア」
「その格好だと冷えると思って……」
現在、信乃は素肌の上に荘介のシャツと上着を着ているのみだ。
「荘介が着せたくせに……」
「仕方ないでしょう。裸のまま寝るって言うし……さすがに風邪引きます」
信乃は言い返せず、持っていたカップに口に寄せる。
淹れたてのココアを口にすると、ほんのりと甘い。
温かいココアは、こちらの心まで温かくなるようだ。
それに何より……。
「…………」
「信乃?着替えないんですか?」
「やだ」
「信乃?」
「………荘介の匂いがするから……まだこうしていたい。すごく安心する」
「…………」
荘介は信乃の持っていたカップを取り上げて、ベッドのサイドテーブルへと置く。
「荘介?」
「匂いだけで………満足しないでください」
ギュッと抱きしめられて、信乃は顔を綻ばせた。
「……やっぱり本物が一番っ」
信乃は荘介に抱きしめられて、身も心も温かくなった。
~fin~
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文月まこと
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自己紹介:
乙女ゲーム・八犬伝中心に創作しています。萌えのままに更新したり叫んでいます。
同人活動も行っています。
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