乙女ゲーム・八犬伝などの二次創作のごった煮ブログです。
荘介✕信乃
「……よし」
こっそりと信乃はドアを開ける。
そのまま目的を果たすために、こそこそと忍び寄る。
部屋の中にあるベッドへと近づいてく。
「…………」
(……よし、寝てるな)
信乃の視線の先には眠っている荘介。
信乃は起こさないように、ベッドへと乗り上げて荘介を見下ろした。
「……っ」
ドキドキとしながら、ゆっくりと顔を近づけていた。
――――――。
わずかな時間だけど、唇を重ねる。
それ信乃の精一杯だけど、確かに触れ合った。
「…っ」
恥ずかしい気持ちと嬉しい気持ちが混じって、信乃は顔を上げる。
荘介はまだ目を閉じたままで、起きていない。
その事に、信乃は小さく喜んだ。
「やった……っ」
思わず喜びの声が口から漏れて、信乃は慌てて口を塞ぐ。
荘介を起こさないように、静かにベッドへと降りた。
「……大好き…だ」
小さな声で確かに口にして、信乃は部屋から出て行く。
弾む足音が聞こえて……段々と小さくなった頃。
「………」
荘介は目を開けて……身体を起こす。
「………参った」
実は信乃が部屋に入ってきた時には、すでに目が覚めていた。
信乃が来たのが反射的にわかったからだ。
何やら企んでいるのがわかって、様子を見ていたのだが……。
「不意打ちです……信乃」
あんなの卑怯としか思えない。
ドキドキとして……それでも嬉しくて。
荘介は自分の顔が赤くなるのを止められなかった。
~おまけ~
「あ、荘介。起きたんだ。おはよーー」
「お……おはようございます」
にこにこと笑う信乃に、荘介は動揺してしまう。
信乃は自分が起きていたことに気づいていないから……意識しているのは自分だけ。
思わず信乃から距離を取ってしまう荘介に、信乃が近づいてくる。
「ん?荘、どうした?」
「いえ……」
信乃が近づいてきて、荘介は先程のことを思い出してしまう。
「何か顔赤いけど、熱?」
「いえ……大丈夫…です」
「荘……大丈夫じゃなさそうだけど……」
じりじりと近づく信乃に、荘介は降参だ。
「……もう、勘弁して下さい。信乃」
「?」
困惑している荘介の言葉に、信乃は首を傾げるばかりだった。
~fin~
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プロフィール
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文月まこと
性別:
女性
自己紹介:
乙女ゲーム・八犬伝中心に創作しています。萌えのままに更新したり叫んでいます。
同人活動も行っています。
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