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乙女ゲーム・八犬伝などの二次創作のごった煮ブログです。
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荘介✕信乃







今日の朝は一段と寒い。

雪こそ降ってはいないものの、今にも降りそうな天気だ。

「寒い……」

布団に包まりながら、信乃はそう呟いていた。

すでに身支度を整えた荘介は、そんな信乃をため息混じりに見下ろしていた。

「いい加減、起きたらどうですか?」

「やだ」

信乃は即答して、更に布団へと潜り込む。

「荘介は寒さに強いからいいけど、俺はダメだ」

「……仕方ありませんね」

荘介は諦めたと信乃は思ったが……、すぐに自分の身体が浮いた。

「ちょ……何すんだっ!!」

「あまり怠けた生活を続けるのはいけませんよ」

「ちぇ……」

荘介に抱きかかえられて、そのままベッドから引き離された。

荘介は信乃を下ろそうとしたが、逆に信乃が荘介の首に腕を回してきた。

「信乃?」

「ぬくい」

「……」

どうやら信乃は布団で暖を取るのを諦め、荘介の体温で暖を取ることにしたらしい。

「下りてください、信乃」

「やだ」

「………」

困ったものだと、荘介は思う。

だが、無理矢理には下ろそうとはしなかった。

「荘介の体温が一番安心する」

「そうですか…?」

「うん」

「……信乃、誰にでもそういう事は言わないように……」

「??」

「わからなくていいです」

ため息をつきながら言う荘介の言葉の意味がわからず、信乃は首を傾げた。

「よくわかんないけど、こんなの荘介にしか思わないし」

「……」

荘介は更にため息を深くする。

にこにこと笑っている信乃。

そんな信乃の顔を見て、荘介の力も抜ける。

しばらくはこのままでいいかと、信乃の体温を感じながら荘介も思っていた。


~fin~
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プロフィール
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文月まこと
性別:
女性
自己紹介:
乙女ゲーム・八犬伝中心に創作しています。萌えのままに更新したり叫んでいます。
同人活動も行っています。
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