Twitterでの八犬伝ネタ。いずれ書くかもしれないネタも含め。
「……」
「信乃?寝ないんですか?」
「ちょっと……眠れなくて……。荘介は寝てていいよ」
「……何か飲み物でもいれましょうか?」
「……うん」
荘介は優しくて……甘い。
いつの間にかその優しさに甘えきってたのに……気付かなかった。
君をなくすまでは……。
「……信乃?眠れないの?」
「……」
「目が真っ赤で……少しは休んだほうがいい」
「……な……んで」
「何で……俺の傍にいるのは……お前なんだ」
「うん……ごめん」
「っ!!」
「ごめんな、信乃」
「……っ」
その切ない顔を見て、胸がしめつけられる。
その顔は……『彼』と一緒だから……。
「俺を傷つけたと……思わなくていい」
「……あ、お」
「信乃…好きだよ」
責めることしか出来ない。
傷つけたくないわけじゃないのに……。
でも……どうすることも出来ない。
無くしたものが大きすぎて……。
永遠の片想い編。
「……信乃は荘介が好きなんだろ?」
「……ああ」
真っ直ぐで噓をつかない君。
だからこそ……惹かれる。
「俺を選ばなくていい」
「え?」
「俺の存在を……認めてくれるだけで……十分だ」
「……蒼」
「……信乃、好きだよ」
こんなにも近くにいるのに、君は永遠に俺のものにならない。
きっとこれから修羅場編。
蒼「信乃」
信乃「なっ……んぐ」
重なる唇と唇。
恋い焦がれた相手に……そのキスを贈る。
だが……今…自分がキスする理由は……。
荘介「…………」
荘介に見せつけるため――に、だ。
蒼「信乃ーーー」
信乃「……ん、蒼やめろって」
荘介「……っ!!!」
信乃「荘介っ」引き寄せてキスする。
荘介「っ!!!」
信乃「よし、消毒完了!!!」
荘介「それだけでは足りませんね」
信乃「むっ……んっ、はっ……」
蒼「信乃、こっち」
信乃「んっ」
荘介「信乃……」
信乃「ん……ぁっ…ふ……」
信乃「やめろ、お前らーーーーー、そこに座れーーー」
信乃「荘介……ごめん」
荘介「信乃?」
信乃「これ以上、俺に踏み込んでくるな」
荘介「し……の」
信乃「俺は平気だから……」
荘介「信乃、待って下さいっっ」
君を……傷つける。
別れがこれ以上、辛くならないうちに……。
君との距離を取る。
それが……君への想い。
荘介「信乃っ!!!」
信乃「っ!!!」
荘介「たとえ、信乃が俺から離れようとしても……俺は離れませんっ」
信乃「荘介……」
荘介「俺は……信乃と一緒にいられないなら……生きてる意味がないんです」
信乃「……っ」
荘介「だから……信乃」
信乃「…………」
荘介「一人で泣かないで下さい」
こんな結末編。
信乃「……あ、お」
蒼「信乃……」
信乃「……やっと、迎えに来れた」
蒼は笑う。
その表情はどこか冷たい。
これは夢だ。
何で……真っ赤なんだ。
信乃「そ……うすけ?」
蒼「荘介はもう……動かないよ」
信乃「そ……」
蒼「これで……信乃はもう……俺のものだ」
赤い手が自分の頬に触れていた。
こんな結末編。
蒼「し……の」
信乃「何で……こんなことさせるんだよっっ!!」
蒼「ごめんね、信乃」
信乃「っ!!」
蒼「俺が生まれたのも信乃のせいなら、俺が消えるのも信乃のせいだよ」
信乃「……」
蒼「だから……責任とって……」
信乃「俺を信乃の手で……消して」
一緒にお風呂編。
信乃「そーすけっ」
荘介「はい?」
信乃「風呂、風呂入ろ」
荘介「!!!!!」
信乃「なっ」
荘介「はい……」
(これは……耐えなくては………)
信乃「あ、もちろん四白の姿でな」
荘介「…………」
荘介「安心してると……痛い目見ますよ」
信乃「ちょ……荘介っ」
四白(荘介)で信乃に迫る。
「四白に触れられると……ドキドキする」
「っ!!!」←最早荘介でない
犬鍋編。
犬鍋の説明が終わったところ。(Blu-ray特典)
「でも……犬鍋食べたら……荘介と一つになれるかなぁ」
「信乃……っ」ときめいてる
着替え編。
荘介の着替えを見て。
信乃「っ!!!」
荘介「どうかしました?」
信乃「べ、別に」
ドキドキが止まらない信乃。
同人活動も行っています。