乙女ゲーム・八犬伝などの二次創作のごった煮ブログです。
学パロ八犬伝2。今回は仁と現八と小文吾。仁・信乃のクラスメート。現八・保健医。小文吾・体育教師。
信乃がクラスメートの仁と話していると、思わぬ人物が教室に来た。
「信乃、ここにいたか」
「うぇ、現八……」
「信乃、一応先生なんだから、呼び捨てはまずいよ」
「だってさ……仁」
この学校の保健医である犬飼現八は教師にも関わらず、信乃がお気に入りだ。
ずかずかと教室に入ってくるのは日常なので、他のクラスメートも気にしていない。
「信乃。今日はお昼一緒に食べないか?」
「荘介と食べるから無理」
「何で、いつも荘介と何だ!!たまに俺と食べろ!!信乃っ」
「嫌だって」
現八の要求に信乃は思いっきり嫌がった。
だが、現八は堪える様子がない。
そんな中、校内アナウンスが鳴る。
『現八先生。保健室にお戻りください。現八先生。保健室に……』
「ほら、呼んでんじゃん」
「こんなの放っておけ」
アナウンスがかかろうが、現八は一向に戻ろうとしない。
そんな時には決まって現れるのが……。
「ダメに決まってんだろ!!!!」
「あ、小文吾」
「何やってんだ!!保健室ほっぽりだしてっ」
いつもの如く、現れたのは同じく教師の小文吾だった。
「本当に毎回毎回いい加減にしてくれ!!」
「ちょ……俺はまだ信乃に……」
「いいから来い」
抵抗する現八を小文吾がずるずると引きずって、教室を出て行く。
「ほんと懲りないね、現八先生」
「小文吾も大変だな……」
「あ、信乃。チョコ食べる?」
「食べる食べる」
最早恒例となっているやり取りを終え、信乃と仁も現八の事をすでに忘れていた。
………続?
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文月まこと
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乙女ゲーム・八犬伝中心に創作しています。萌えのままに更新したり叫んでいます。
同人活動も行っています。
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