乙女ゲーム・八犬伝などの二次創作のごった煮ブログです。
荘介×信乃。 ホワイトデー。
ツイッターで『中世ヨーロッパではショコラは禁断の媚薬と珍重され、「ショコラは いかがですが?」が夜のベットへの口説き文句だったらしい』と聞いて。
『信乃はいつも荘介にお菓子作ってもらってるんだから、たまには信乃もあげたら?』
ある日、そんな事を浜路に言われた。
「って言われてもなーー」
荘介にお菓子を作ってもらうのは当たり前になっていたし……。
自分からあげるという発想があまりなかった。
「うーーーん」
「信乃。眉間に皺寄ってますよ」
「わっ、荘介っ」
考えていたからか、荘介が近くにいた事に気づかなかった。
「どうしたんです?また……何か」
「そ、そんなんじゃ……荘介こそ何?」
「ああ。子供たちに持っていくお菓子を作ったので、信乃にも……と思って」
「え、お菓子っ!!」
その単語に即座に信乃は反応した。
目の前に数々のお菓子。
マフィンやクッキーなどが並んでいて、信乃の心が弾む。
「わ……っ」
「どうぞ」
「う、うん」
手を伸ばそうとして、ふとあることがよぎる。
信乃が何かをあげるより先に、また荘介から貰ってしまった。
「信乃?」
「荘介も食べたら?」
「俺ですか?俺よりも……先に信乃が……」
自分が食べるよりも先に荘介に勧めてきたので、荘介は驚いた。
何よりも信乃のために作ったから……。
だけど、信乃はそんな荘介の想いを知らずに勧めてくる。
「いいって。ほら、このチョコとか……」
「ちょ……信乃」
信乃はチョコを持って、そのまま荘介へと差し出してくる。
このまま食べろと半ば強引だ。
信乃の行為に、荘介は考えこむ。
「意味わかってます?」
「は?意味?」
「いえ……気軽にしないでくださいね」
「別に荘介以外にしないし」
「なら、いいです。じゃあ……頂きます」
「……っ」
荘介は信乃の手から、直接チョコを食べる。
その時に荘介の唇の感触が指に感じて、信乃は驚いた。
「そ……」
手を引っ込めたくても、荘介が手を掴んでいるので動けない。
結局は、荘介が食べ終わるまでそのまま耐えることになっていた。
「そ……荘介……」
「ん?何です?」
「…………」
絶対わざとだと信乃は荘介を軽く睨んだ。
だが、荘介は全く堪えてない。
「続きは夜ですね」
「え……夜?」
「その時に、さっきの意味を教えてあげますよ」
「え……うん?」
何やら企んでいる荘介に、信乃は首を傾げながらお菓子を食べ始めた。
~fin~
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文月まこと
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乙女ゲーム・八犬伝中心に創作しています。萌えのままに更新したり叫んでいます。
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