乙女ゲーム・八犬伝などの二次創作のごった煮ブログです。
荘介✕信乃
信乃がタオルを被りながら、部屋に入ってきた。
「荘ーーー。風呂ーー」
「信乃……まだ濡れてます。ああ……風邪引きますよ」
「大丈夫だって」
信乃がベッドに座ると、荘介がタオルで信乃の頭を拭く。
そんな信乃は荘介のされるがままだ。
「そんな薄着で……」
「今日は別に寒くないって」
「そんな事を言って、すぐに風邪引くくせに」
荘介は自分に対して、過剰なほど心配症だ。
それは身体が弱かった昔があるからだけど……。
「今は村雨がいるから……大丈夫だって」
「…………」
それは他愛のない言葉だった。
だが、信乃のその言葉を聞いた途端、荘介の表情が変わる。
「荘?」
むき出しの腕に荘介が触れた。
それは悲しげに……切なげにも見える。
荘介は自らの口で村雨のいる腕に触れた。
そんな荘介の様子を、信乃はジッと見つめる。
「荘介?」
「村雨がいても……心配なのは変わらないんです。いえ……村雨がいるからでしょうか?」
確かに村雨の影響で、信乃の身体は健康そのものだ。
だが、その村雨で信乃が今後どうなるかはわからない。
「大丈夫だって、荘介。俺がそう簡単に死なないから」
信乃はポンポンと荘介の身体を軽く叩く。
そして、自信たっぷりな笑顔を向けていた。
その笑顔を見て、荘介の表情も和らぐ。
「全く信乃は、楽天的過ぎます」
「荘介が心配しすぎなんだって」
「誰のせいですか……」
荘介は呆れながらも、信乃へと上着を着せていた。
やっぱり荘介は過保護だなと……信乃は思う。
だが、それすらも信乃は心地よさを感じていた。
~fin~
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文月まこと
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乙女ゲーム・八犬伝中心に創作しています。萌えのままに更新したり叫んでいます。
同人活動も行っています。
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