乙女ゲーム・八犬伝などの二次創作のごった煮ブログです。
荘介✕信乃
エイプリルフール。
それは些細な嘘をついても許される日……と、信じている者が1人。
信乃は勢いよく、荘介がいる部屋へと入ってきた。
「荘介っっ」
「何です?信乃」
信乃は内心笑っていながらも、表情は真顔に作っている。
荘介を驚かせることが出来るかもしれない。
そう考えると……楽しくて。
「俺……荘介の事……嫌いだ」
「…………」
荘介は固まっていて、何も話さない。
(聞こえなかった?いやいや……そんなはず)
何も反応を示さない荘介に、信乃は焦る。
こんな展開は予想してなかった。
それにもう一度口にする勇気はない。
固まっていた荘介が……みるみると悲しげな表情に変わる。
「そ……うですか」
「っっ!!!!」
悲しげな顔になった荘介に、信乃の方がショックを受けた。
こんな顔をさせたかったわけではないのに……。
信乃はすぐに荘介へと抱きついて、大声で叫んでいた。
「嘘だっ、大好きに決まってるだろっ!!」
「……」
「荘っ、好きだ!!」
荘介へと伝わるように信乃は大声で叫んでいた。
「……ふっ」
「そ……荘介?」
荘介が吹き出していて……何やら笑っている。
これは……?
「ちゃんとわかってますよ、信乃」
「へ?」
「エイプリルフール……なんでしょうけど、俺には通用しません」
「じゃ……さっきの顔は…」
「ああ。ちょっとしたお返しです」
「なっ!!!?ずるいぞ、荘介っ」
「元はといえば、信乃が始めたんでしょう」
「う……」
そう言われると言い返せない。
やっぱり荘介は自分よりも一枚上手だったようだ。
「信乃に嫌いって言われて……結構ショックだったんですよ」
「う……ごめん」
「悪いと思うなら……もっとほしいところですね……信乃」
「……え?」
「信乃の気持ち……伝えて欲しいです……ここで」」
荘介の指が信乃の唇に触れる。
その意味がわかって、信乃はすぐに顔が赤くなった。
「……荘介……ずるい」
「そうですか?」
「全く……たちが悪い…………けど………」
「けど?」
「…………それでも………大好きだ」
信乃は荘介の腕を掴んで屈ませる。
そしてすかさず、その想いを伝えていた。
~fin~
PR
この記事にコメントする
プロフィール
HN:
文月まこと
性別:
女性
自己紹介:
乙女ゲーム・八犬伝中心に創作しています。萌えのままに更新したり叫んでいます。
同人活動も行っています。
同人活動も行っています。
pixiv
カテゴリー
リンク
カレンダー
カウンター
ブログ内検索