乙女ゲーム・八犬伝などの二次創作のごった煮ブログです。
荘介×信乃 ちょっと内容的にR18にさせていただきました。そこまでの直接的表現はないんですが、あまり救いがないお話かな と。
その場所は……暗い。
暗くて……痛い。
だけど……抜け出せない。
「信乃……」
「そ……うすけ」
荘介の腕が……身体が信乃を離さないでいる。
腕が動かない。
冷たいものが信乃の腕の自由を奪う。
「も……勘弁……して」
「ダメです」
「そう……すけ」
「信乃を触れさせたくないんです。あの男にも……他の誰にも」
「そ……っ」
唇を奪い、信乃の言葉すら荘介は奪う。
身体も……言葉も……何もかも信乃の自由に出来ない。
「っ……!!」
荘介が信乃の肌に触れる。
何度も……何度も……それを繰り返す。
その度に、信乃は身体の痛みと熱さを感じていた。
「そ……っ」
言葉にしたくても、言葉にならない。
本気を出せば……この状況から逃げられる。
村雨を出せば……いいだけで……。
でも……そうしないのは……。
荘介の瞳がずっと……悲しみに満ちているからだ。
その中で繰り返し……行われる問いかけ。
「俺を……好きですか?信乃……」
「……好きだ……荘介」
そう言っても……荘介には届かない。
信乃の心からの気持ちは……荘介の耳には入っていない。
荘介は言わせていると思っているから……。
「俺も……好きですよ。信乃」
「ん……」
荘介は悲しみに満ちたままで、信乃へと口づけていく。
信乃はそれを……受け止めるしか出来なかった。
~fin~
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文月まこと
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乙女ゲーム・八犬伝中心に創作しています。萌えのままに更新したり叫んでいます。
同人活動も行っています。
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