乙女ゲーム・八犬伝などの二次創作のごった煮ブログです。
荘介✕信乃
「……暑い」
「信乃……だらけすぎですよ」
暑さでぐったりしてる信乃に、荘介がうちわで扇ぐ。
でも、涼しい風はほんの少しだけだ。
屋敷の冷房は無く、後見人の里見からは買ってもらえない。
おかげで、信乃は暑さでぐったりとベッドで横になっている。
荘介はそんな信乃の傍らで、ずっとうちわで扇いでいた。
「荘介は平気そうだよな」
「そうですか?俺だって暑いですよ」
「嘘つけ」
真夏でも全く顔には出ず、涼しそうに見える。
表情はほんとうに変わらない男だと思う。
「………」
「信乃?」
急に身体を起こしたの不思議に思ってると……。
「ちょ……重いです」
「……」
何故か信乃が荘介にのしかかってきた。
不意をつかれたため、荘介は体勢を崩し、信乃を抱えたままベッドで横になっていた。
信乃が自分を何やら見下ろしている。
「何ですか、急に。暑いんじゃなかったんですか?」
「ん、暑いんだけどさ……」
「?……!!」
荘介が首を傾げたままでいると、また不意打ちが起きた。
信乃が掠めるように、唇を重ねてきたから……。
「なっ」
「あ、表情変わった」
「な、何ですか……っ」
「驚いた?」
「驚きますよ……」
「だったら、作戦成功だな」
「何の作戦ですか……」
「秘密ー」
いつも変わらない荘介の表情を変えてみたかった。
ただ、それだけで信乃は荘介に攻撃をしかけた。
「全く……信乃」
楽しそうな信乃に、荘介も面白くない。
荘介は反撃のつもりで、信乃を抱きしめる。
「ぎゃーーー、暑いって」
「信乃から抱きついてきたんでしょう」
「そうだけど……」
「だったら、我慢して下さい」
「……うー」
作戦成功の代償は、それなりに大きかったらしい……。
信乃は身を持って思い知った。
~fin~
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プロフィール
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文月まこと
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女性
自己紹介:
乙女ゲーム・八犬伝中心に創作しています。萌えのままに更新したり叫んでいます。
同人活動も行っています。
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