乙女ゲーム・八犬伝などの二次創作のごった煮ブログです。
ベルナール×アンジェ
「お誕生日おめでとうございます!!ベルナールさんっ」
「え・・・」
朝、開口一番にアンジェリークに言われたのは、お祝いの言葉だった。
しかし、本人は朝だからなのかイマイチ理解していない。
「今日だったけ?」
「そうですよーー。ご自分の誕生日ですよ?」
不思議そうな目でアンジェリークに見られている。
「そうか。この歳にもなると、そんなことすっかり忘れてたよ」
「ベルナールさんは、私のはちゃんと覚えてるじゃないですか・・・」
「そりゃあね。大切な奥さんのことだから・・・」
「!!」
不意打ちのベルナールの言葉に、アンジェリークは顔が紅くなった。
「まだ、慣れないのかい?」
「だ・・・だって・・・」
「君は大切な僕の奥さんだよ。早く慣れて欲しいな」
「ど、努力します・・・」
「そうしてくれると嬉しいよ」
顔を紅くするアンジェリークに対して、ベルナールはクスクスと笑っていた。
そんなベルナールに、アンジェリークは話を続ける。
「あの、ケーキを作ったんです。食べてくれると嬉しいです」
「もちろん頂くよ。誕生日を祝われるなんて久々だなぁ」
「そうなんですか?」
「ああ。ずっと1人暮らしだったし。毎年仕事に追われて、気がついたらその日は終わってた気がする」
ベルナールの言葉に、アンジェリークは目を丸くした。
「そんな、せっかくの誕生日なのに・・・」
「うん。覚えてるのだと君と一緒に暮らしてた頃かな・・。懐かしいな」
「あの時は、ベルナールさんのお祝いよりも私が楽しんでた気がします」
お祝いの言葉とプレゼントで、ベルナールがすごい喜んでくれた。
それにつられて、アンジェリーク自身も嬉しかった。
「ああ。君はよくケーキを食べていた」
「そ、そんなことないですよーーー」
「あまりに美味しそうに食べるから、僕の分もあげてたっけ」
「もう・・・。そんなことは忘れてください」
アンジェリークはプイッと顔を背けた。
ベルナールとの思い出の共有は嬉しいが、思い出して欲しくないものある。
「ごめん、ごめん。だから、今日は2人でお祝いしてくれると嬉しい」
「もちろんです!!」
「今日も来年も・・・その先もね。アンジェ」
「はい、ベルナールさん」
その約束に胸を弾ませ、2人はケーキを食べることにした。
~fin~
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プロフィール
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文月まこと
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女性
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乙女ゲーム・八犬伝中心に創作しています。萌えのままに更新したり叫んでいます。
同人活動も行っています。
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