乙女ゲーム・八犬伝などの二次創作のごった煮ブログです。
ベルナール×アンジェ
ある日の午後、アンジェリークが洗濯物を干していると不意に衝撃が起きた。
「アンジェッ」
「きゃっ……ベルナールさんっ」
「驚いたかい?」
「は……はい、とっても」
ベルナールが後ろからアンジェリークを抱きしめ、その行動にとても驚いた。
「悪かったね、ついアンジェの姿を見たら衝動に駆られてね」
「衝動?」
アンジェリークが首を傾げると、ベルナールはそのまま言葉を続けた。
「アンジェがあまりにも可愛いから……」
「なっ……。ベルナールさんっ」
あっさりと恥ずかしいような台詞を言うため、アンジェリークは顔が赤くなってしまう。
そんな自分の様子を、ベルナールは楽しんでいるに違いない。
少しだけ恨めしく見つめると、ベルナールは微笑んだ。
「ごめんごめん、お詫びに洗濯干すの手伝うから」
「だ、ダメですよっ」
「どうしてっ?これじゃ、許してもらえない?」
「そ、そうじゃなくてっっ。ベルナールさん、今日お休みなんだからもっと休んでてくださいっ」
ベルナールは、新聞記者として忙しい毎日を送っている。
今日はせっかくの休日なので、思う存分休んでもらおうとアンジェリークは思っていた。
だが、手伝わせてしまっては元も子もない。
「でも、2人でやったほうが早く終わるよ」
「でも、申し訳ないです~っ。ベルナールさんは休んでてくださいっ」
「アンジェ」
ベルナールの口調が先ほどよりも優しいものに変わって、アンジェリークはどきりとする。
「僕としては、せっかくの時間をアンジェと過ごしたいな。それに……」
「それに?」
「可愛い奥さんの手伝いをしたいって、前から思ってたんだ。ずっと結婚する前からね」
「ベルナールさん……」
そこまで言われてしまっては、逆に断ることが悪いと思ってしまう。
それにアンジェリーク自身も、ベルナールと過ごしたい気持ちは一緒だ。
「じゃあ、お願いできますか?」
アンジェリークはベルナールに洗濯物をいくつか渡す。
「OK。一段落したらこの後、出かけようか?それともゆっくりしようか」
「ゆっくり過ごしたいです」
「いいのかい?いつも出かけられないからたまには……って思ったんだけど」
「私……。ベルナールさんと2人でいられれば、嬉しいです」
「アンジェ……」
アンジェリークはベルナールに、にっこりと微笑んだ。
それにつられて、ベルナールも微笑む。
「なら、早く終わらせようか」
「はいっ」
2人の間に、爽やかな風が吹く。
穏やかな休日が始まろうとしていた。
~fin~
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プロフィール
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文月まこと
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女性
自己紹介:
乙女ゲーム・八犬伝中心に創作しています。萌えのままに更新したり叫んでいます。
同人活動も行っています。
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