乙女ゲーム・八犬伝などの二次創作のごった煮ブログです。
レイン×アンジェ
「……っ」
「レイン、大丈夫?」
「平気だ。かすり傷だから」
そういうレインの腕は少し血が滲んでいる。
診たところ、傷は深くはない事に安堵した。
レインとアンジェリークは、いつものようにオーブハンターとしての依頼をこなしていた。
タナトスは退治したもの、攻撃をよける際に少しだけ攻撃をかすってしまった。
心配そうなアンジェリークの様子に、レインは安心させるように声をかける。
「大丈夫だから心配するな。見た目よりは全然平気だ」
「でも……これだけはさせて」
アンジェリークは、持っていたハンカチで止血する。
しばらくして、すぐに血は止まったようだ。
「いいのか?汚れてしまう」
「汚れよりもレインの傷のほうが心配だもの」
傷が小さいとはいえ、痛みがないわけではない。
アンジェリークはその痛みを思い、辛そうな表情をしていた。
「お前が傷ついたわけじゃないんだ。そんな顔をするな」
「でも、レインが傷つくのだって嫌なの」
「ああ。俺だって同じさ」
レインは少しでもアンジェリークの不安を和らげようと、軽く頭を撫でた。
「俺はお前を守るために傍にいるんだ。必ずお前を傷つけさせたりしないために」
「ありがとう……レイン。でも、私もレインが傷つかないように守りたいの」
「アンジェ……」
アンジェリークの真っ直ぐな想いに、レインは嬉しくなってしまう。
たった一言のアンジェリークの言葉に、一喜一憂する。
そんな単純な自分が可笑しくもなるが、案外嫌いじゃない。
「心強いよ、アンジェ」
「ええ、絶対よ」
レインは怪我をしていない手を、アンジェリークに差し出した。
アンジェリークもまたその手を掴み、ゆっくりと歩き出していた。
~fin~
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文月まこと
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乙女ゲーム・八犬伝中心に創作しています。萌えのままに更新したり叫んでいます。
同人活動も行っています。
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