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乙女ゲーム・八犬伝などの二次創作のごった煮ブログです。
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ベルナール×アンジェ





眩しい日差しが窓から差し込む。

その光にアンジェリークは、目を覚ました。

「ん……っ」

視界に入ってくる景色に、いつもの部屋の天井が見えて、今が朝だということを認識する。

「起きたかい?アンジェ」

「あ……ベルナールさん」

上のほうからベルナールの声が聞こえる。

「おはよう、アンジェ」

「お……、おはようございます」

ベルナールは挨拶のあと、おはようのキスを軽く落とす。

アンジェリークが身体を起こすと、少しだるいような気がする。

「アンジェ。まだ無理しないほうがいい。今お茶を入れてくるから」

「す……すみませんっ」

ベルナールがお茶を取りに部屋を出ると、アンジェリークは布団の上に突っ伏した。

アンジェリークの脳裏に浮かんだのは、昨夜のこと。

まだあまり慣れていない行為に戸惑いながらも、必死になって及んだ。

必死すぎて、いっぱいいっぱいだったような気もするが……。

うっすらとは覚えている。

思い出すと、顔から火が出そうだ。

「アンジェ?」

「は……はいっ!!」

不意に呼ばれて、アンジェリークは大きな声で返事をしてしまう。

声のした方を見ると、カップを持っているベルナールがいた。

「どうしたんだい?そんな声を出して」

「な……何でもないですよっ」

「そうかい?ほらアンジェ」

ベルナールが持ってきたカップを、アンジェリークに渡す。

「ありがとうございますっ」

渡されたカップの中身はカフェオレで、飲むとほんのりと甘い。

その様子を、ベルナールはじっと見つめている。

「何でしょう?ベルナールさん……」

「いや、今日も君は可愛いなって思って」

「っっ!!」

さらりと言うベルナールに、アンジェリークは黙ってカップに口をつける。

すると、ベルナールはアンジェリークの髪を触っている。

ベルナールの行動や視線は、アンジェリークの心臓に悪い。

すぐに体温が上昇してくる。

「もうっ。ずるいです」

「何がだい?アンジェ」

「だって、ベルナールさん。余裕なんですもの」

少しむくれたアンジェリークに、ベルナールは苦笑いだ。

「そうかな?」

「私はこんなに恥ずかしいのに、ベルナールさんはすごく余裕に見えます」

「一応は君よりも年上だからね。でも……こうして君といるだけで、とても満たされた気持ちになるんだよ」

「そうですか?」

「ああ。だからこうして触れたくなる」

ベルナールはそう言うと、アンジェリークの額に口付けを落とした。

すぐに行動できるベルナールは、やっぱり大人だ。

けれど……。

「私も……。ベルナールさんといるだけで、幸せです……」

恥ずかしい気持ちと、同時に満たされた気持ちになる。

優しい想いが胸いっぱいに広がっていく。

「今日はどうしようか?アンジェ」

「えーーと。えーと」

焦るアンジェリークに、ベルナールはくすりと笑う。

「焦らなくていい。ゆっくりと考えて。時間は沢山あるから」

「はい……」





~fin~

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プロフィール
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文月まこと
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女性
自己紹介:
乙女ゲーム・八犬伝中心に創作しています。萌えのままに更新したり叫んでいます。
同人活動も行っています。
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