乙女ゲーム・八犬伝などの二次創作のごった煮ブログです。
荘介✕信乃
朔の日は好きじゃない。
この日は……あれだけ騒がしい村雨も大人しいし……。
何より、荘介は眠っているからだ。
滅多なことがないと荘介は起きずに眠り込む。
以前、ちかげに襲われた時は血の匂いをさせていたし……。
四白が叩き起こした時もあった。
「…………」
信乃は眠っている荘介を見つめる。
こうして見ると特に変わったことがない荘介。
だが、四白と身体を共にするようになって、朔の日は眠るようになった。
原因がわからないだけに、不安が運ぶ。
その状態がすでに違和感がある。
「………」
「……荘」
荘介が眠っていると、どこか物淋しい。
自分の中でポッカリと穴が開いたようで…‥。
信乃は荘介が眠っているベッドへと潜り込む。
それでも、荘介は起きることはなくて……。
だから、せめてその身体へと寄り添う。
聞こえるのは……寝息と鼓動。
確かに……生きてる。
これからも……ずっと一緒にいたいと思ってしまう。
無理な願いだとわかっていても、願わずにはいられない。
「……ふぁ……」
荘介の体温を感じて、信乃も眠くなり始めた。
身体が重い。
何か乗っていると……荘介は目を開けた。
「……っ」
「んーー」
「―――信乃」
何故か信乃が自分の上に乗って、眠っている。
どうりで重いはずだ。
信乃は自分にしがみついて、眠っているのだから…。
信乃の身体をずらして、乱れていた布団をかけ直す。
信乃は気持ちよさそうに眠っていて、その寝顔に心休まる。
「……信乃」
常に一緒にいないと……ダメなのは自分のほうだ。
本当は常に側にいて、片時も離したくない。
自分だけを……見てほしい。
そんなこと……簡単には信乃に言えないけれど……。
いつ……何があるかわからないから……。
だから……今、この時を大切にしたい…。
「信乃……いい夢を」
荘介は信乃を引き寄せて、自分も再び眠りについていた。
~fin~
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プロフィール
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文月まこと
性別:
女性
自己紹介:
乙女ゲーム・八犬伝中心に創作しています。萌えのままに更新したり叫んでいます。
同人活動も行っています。
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