乙女ゲーム・八犬伝などの二次創作のごった煮ブログです。
荘介✕信乃
「ん……」
信乃が寝返りをうつと、思っていた温もりが無かった。
それに応じて、信乃は目を覚ます。
「――――荘介?」
隣で眠るはずの荘介の返事が無い。
信乃は眠いながらも、その目を開けて確認する。
ベッドにいるのは、自分一人だけ。
―――荘介の姿は無かった。
まだ、朝も早い時間なのに……。
信乃はベッドで体勢を変えて、寝直そうとした。
「どーせ教会だろ?」
あるいは、里見に呼び出されているか……。
それか食事を作っているか……。
そう思うのに……。
「………………」
信乃は眠気がどこかへ吹き飛んでしまい、眠れない。
ぱっちりと目を覚ましていて、身体を再び起こした。
―――荘介がいない。
目覚めていないことなど、今までもあった。
慣れているはずなのに……、どうしてこんなに……。
気になってしまうんだろう?
「信乃?」
「っ」
「珍しいですね。起きてたんですか?まだ早いですよ」
どこかぼんやりとしていた信乃に、いつの間にかいたのか荘介が声をかける。
その登場に、信乃は驚いた。
「どこ……行ってたんだ?」
「ん……ああ。ちょっと朝食の支度ですよ」
「……」
「まだ早いから……もう少し寝ていても……」
「……」
「信乃?」
信乃は俯いていて何も言わない。
そんな信乃に不思議に思ったのか、荘介がベッドに近づく。
「……っ」
信乃は近くに来た荘介へと、抱きついていた。
「信乃!!どうしました!?」
「何でも……ない」
「何でもないって感じじゃないですが……」
ただならぬ信乃の様子に、荘介は慌てる。
荘介は抱き返しながら、信乃の背中を撫でている。
「何か不安になったんですか?」
「……ちょっと、な」
1人でいたら、急に不安になって……寂しくなってしまった。
信乃は素直に口には出せないが、荘介には見抜かれているかもしれない。
「大丈夫ですから……ここにいます」
「うん……」
信乃の気持ちが落ち着くまで、荘介は力強く抱きしめていた。
~fin~
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文月まこと
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女性
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乙女ゲーム・八犬伝中心に創作しています。萌えのままに更新したり叫んでいます。
同人活動も行っています。
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